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というわけでこれからやる人向けの
ネタバレ押さえた感想をば

※物語の核心についたネタバレは控えてますが
まったくネタバレ無いという訳では無いのでご注意下さい

ニトロ作品の伝統『読む作品』です

前作「咎狗の血」と比べるとかなりボリュームＵＰしてます
およそ前作ので出たであろう不満を解消していった作品
である印象を受けます
具体的にいうと

・攻略キャラ同士の日常会話が大幅増
・主人公の恋愛感情への移行の説明が丁寧
・エロの描写ねっとり
・イチャイチャ度ＵＰ作品糖度高し

などでしょうか、特に今回の某攻略キャラは
非常に前作の人気キャラルートでユーザー葉書より送られたであろう要望を
意識した作りになっていると感じました。
その分毒が薄まって世界観の割りには
「悲壮感」や「殺伐さ」は前作ほど感じられません。
ラブコメ展開や笑えるシーンが多いので
一般的な大衆受けする作品になってますが
「あのニトロの妹ブランド！」という気持ちで買うと
メインストーリーの単調さに肩透かしをくらう可能性もあります。
しかーし、今回ＢＡＤエンドがかなりがんばってます。
もうアレとかコレとか×××とか出てきます！！
ほろりと泣ける展開ももちろんアリで
Lamentoの半分はＢＡＤで出来てますといっても過言じゃないです。

ストーリーが長くなり攻略キャラが減ったことで
描写は丁寧になりましたが、
物語に入り込めないと中だるみします。
テンポは少し悪いかも…
またやたらと強制終了の嵐などでヤル気がそがれます。
（私だけかと思ったら世間にも結構いらっしゃる様子で）
あまりコンシューマのＲＰＧとかをやらない方は
持久力が持たないかもしれません。